北方領土問題は歴史的にややこしく、旧ソ連崩壊でさらに複雑に。2018/11/15 | パイプと煙と愚痴と

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北方領土問題は、そもそもは帝政ロシアの時代に日露で交わされた樺太千島交換条約から始まります。要は日本国内で唯一国境があり、紛争の絶えない樺太を帝政ロシアに渡す代わりに、千島列島を日本固有の領土としたもの。

 

しかし、その後の第二次大戦で、旧ソ連はヤルタ会談で、日ソ不可侵条約の破棄と対日開戦を英米と密約します。これが、日ソ、日露と続く長い領土紛争の始まり。

 

その結果、旧ソ連は一方的に日ソ不可侵条約を一方的に破棄、日本軍は旧満州で総崩れとなります。一方、旧ソ連は千島列島にも侵攻。北方領土は旧ロシアの占領地域となりました。もともと島民が少なかったことから、旧ソ連が北方4島の島民を北海道に追放したのも問題が長引いた原因の一つ。

 

その後、日本はサンフランシスコ講和条約で占領国から独立国に復帰しますが、このときの千島列島の取扱が大きな禍根サンフランシスコ講和条約では千島列島は放棄とする一方、上図の北方4島は日本国の固有の領土としたのが北方領土の直接の始まり。

 

さらに日ソ不可侵条約の一方的破棄やシベリア抑留など、日本側の対ソ連感情は敗戦直後にも関わらず極めて悪化。日本はアメリカとの同盟を強化し始めた事から旧ソ連は一部譲歩、日ソ共同宣言を締結し、ここで2島返還が明記されますが……

 

日本はなお4島返還に固執、さらに日米安全保障条約が締結されると、日ソ関係はさらに悪化、以後、領土問題は延々と続き……

 

旧ソ連が崩壊一党独裁から地方分権が進んだことから、領土問題はさらに困難に。

 

また旧ソ連を引き継いだロシアも極東への移民政策を続けたことから色丹島には2917人が住んでいるとも。

 

と言うことで、領土問題はほとんどの机上の空論になってきたところで、安倍総理が登場したってわけ……まだ続きます

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