沖縄敗戦、貴乃花引退ショックを吹き飛ばすニュースが飛び込んできました。
京都大学・本庶佑特別教授が、米・テキサス大学のジェームズ・アリソン博士とともに今年2018年のノーベル医学・生理学賞を受賞です。
本庶佑(ほんじょたすく)特別教授は一般人は知らなくても、高額過ぎるがん治療薬オプジーボは聞いたことがあるはず。当初、年間約3500万円掛かることから(その後引き下げ)、保険制度を破壊すると話題になった新型がん治療薬開発の基礎研究を行い、開発成功の鍵を解明した人と思えばいいみたい。
開発の鍵は、本当に免疫細胞にあるPD-1と呼ばれるタンパク質を発見したこと。がん細胞の増殖は、免疫細胞を騙して攻撃しなようにすることが原因の一つ。同博士は、免疫細胞ががん細胞の攻撃にブレーキをかけるPD-1を取り除くことで、免疫細胞ががん細胞を攻撃できるようにし、『がん免疫療法』の開発に道筋を付けたことが評価されました。
がん免疫療法はこれまでもあって、免疫細胞の能力を高めることで癌細胞を攻撃しようとしましたが、上記の理由でほとんど効果がなく見捨てられていたもの。
本庶佑教授は、免疫細胞を強化するのではなく、癌細胞を攻撃出来るようにした、逆転の発想。
取り敢えず、これで日本人のノーベル賞受賞者は米国籍になった人を含めて26人に、うちノーベル医学・生理学賞は5人となりました。
同博士は、すでに内外の有名賞を受賞しており、ノーベル賞も時間の問題と言われていたようで、御本人も淡々と受賞の感想を述べています。
まことにメデタイ、ニュースではありますが、日本最強の東大・京大ですが、アジアでの地位は年々低下。すでに上位は中国の有名大学が占めている状況。
今後も日本人のノーベル賞受賞者が登場するかというと微妙。取り敢えず、まだ一人、万年受賞候補者が一人いましたっけ。今年はノーベル文学賞の発表はありませんが……






