韓国大統領府によるとキム委員長はムン大統領に対して『来月中(5月中)に豊渓里(プンゲリ)の核実験場を閉鎖、米韓の専門家に公開』すると発言したことも明らかにしました。
韓国側から核実験場はすでに使えない?との指摘については……
キム委員長は『現在も坑道は残り、核実験の実施可能な状態で閉鎖』するとして……
『なぜ核を持って苦しく暮らす必要があるだろうか』と答えたとのこと。
北朝鮮は、先代の金正日総書記の時代にも寧辺核施設の冷却塔の爆破パフォーマンスで、西側に核開発放棄を印象づけたことも。後に、この冷却塔は既に使用済みのものだったことが判明、アメリカなどの北朝鮮への不信感が高まることに。
豊渓里の核実験場も、相次ぐ核実験で山体が脆くなっており、次に核実験をした場合、山体崩壊を起こし、放射性物質が大気中に漏れ出す恐れがあるとも言われていたもの。
従って、北朝鮮が豊渓里を放棄しても不思議ではありませんが、豊渓里の坑道にはいつでも起爆可能な核爆弾が既に準備されているとの『噂』も。
一般的、核実験用の坑道に実験用の核爆弾をセットしたのちコンクリートなどで塞がれるとされています。従って、核爆弾が坑道にセットされてから、また取り出すのはかなり面倒なはず。
来月中に公開となれば、米側からは核実験の専門家が同行するはずですから、真偽はいずれわかるでしょう。




