昨日2018/01/23、草津白根山で訓練中に死亡した自衛隊員は陸上自衛隊・陸曹長の伊澤隆行氏と公表されました。
当初、雪崩により行方不明とされていましたが、死因は『出血性ショック』で、背中に火山の噴石の直撃を受けたと見られるとのこと。
また負傷11名のうち、自衛隊員2人は容体悪化、緊急手術となり……
担当した医師によると、『非常に重篤な状態で搬送された。肋骨が折れ、肺に大きなケガ』で一命とりとめたが予断は許さないとも。また状況は『噴石が当たったことで滑落等して複雑骨折を起こしたことも想定される』としました。
噴石被害の恐ろしさも再認識されましたが、これが火山弾や火砕流となると、とんでもない被害になるところでした。
今日は噴火が病んでいる草津白根山ですが、火山性地震が続いているため、再噴火が引き続き懸念されています。
例によって火山学者は否定しますが、地震同様、火山も連動する傾向があります。しかも、とんでもないところに連鎖することも。地球規模では距離的差はないともいえますが。
一昨年、有史以来、初の噴火をした箱根山がある神奈川県も要警戒です。