米・CIAの朝鮮ミッションセンター、ナンバー2のヨン・リ氏が『キム委員長は理性的な人物だ。朝鮮半島での紛争は望んでいない』……
『彼が望んでいるのは国の長期的支配だ』とし……
『彼の長期的な目標はアメリカと合意し、韓国から米軍を撤退させることだ』と分析する一方……
今月10月10日の朝鮮労働党創設記念日に再び挑発行動をする恐れもあるとして警戒するとしています。
一方、『いまだにアメリカの行動や本気度を見てから北朝鮮問題に取り掛かっている』と中国の対応の遅さに不満を示し……
軍事演習などで武力による解決も辞さない姿勢を示すことが重要だと強調しました。
CIAとしては、北朝鮮よりその背後にいる中国を、エネミーオブアメリカと見ているよう。
しかし、アメリカも各種情報機関に、米4軍による分析もあるので、CIAの分析で統一されているわけではありません。
さらに、偶発的な紛争から全面戦争の可能性もあるわけで、引き続き、朝鮮半島は余談を許さない状況なのは確かでしょう。