イギリスにある安全保障で権威のあるシンクタンク、国際戦略研究所IISSが、北朝鮮のICBMに言及です。
国際戦略研究所によれば『2017年に入り息もつかせぬ勢いで、大陸間弾道ミサイルや核実験を加速させた』として……
『すでにミサイルで韓国・日本・グアム島を攻撃する能力を得ている可能性が高い』としました。
ICBM級と言われる『火星14型』については『最大射程は7500キロ級』……
『搭載弾頭が650キロ以下なら米西海岸、到達可能性も』あると分析。
報告書は『今年、後半か来年初め頃には米全土射程の新型ミサイル開発か』と結論しています。
このまま開発を続けさせれば、遅くとも来年初めごろには、米本土全域攻撃出来るICBMを北朝鮮は開発に成功すると言うことで、逆に言えば、それまでに開発を中止させる必要があるとも読めそう。
北朝鮮からワシントンを狙えるなら、ロンドンを狙うミサイルを作るのも難しくないでしょう。
欧州人、特にイギリス人は日本と同様、島国なので、自分の頭にミサイルが落ちてくる状況になるまで無関心。実際、ナチス・ドイツに無関心でいたら、世界初のミサイル、V2ロケット攻撃される羽目になりました。
アジアには形式的とは言え、大英帝国の名残の腐れ縁の国がいくつもあるよう。久しぶりに大英帝国の海軍艦艇がアジアでショーイング・ザ・フラッグする予定もあるそうですが、間に合いますか……