新中央航空セスナ172墜落事故で、墜落後の通信が明らかになりました。
事故報告書では、通常、公表されない通信記録ですが、今回は事故後も少なとも1人が生存しており、携帯電話で連絡をとったことから明らかになりました。
操縦していたのは小口氏で機長席に座り、木下氏が教官役として副操縦席にいたとのこと。
墜落後、携帯で連絡を新中央航空に連絡をとったのは後席にいた河西氏。
通話からは、川西氏は、外は(雪で)真っ白、前席の2人は意識なしだとはっきり話しているよう。
以後、緊迫したやり取りが続きます……
電話に出た整備士が、位置情報を知るために『GPSで位置を調べたいので一度電話を切って110番にかけて』と話すと電話が切れ、同氏は110番に電話したもよう。従って、警察はこの時点で正確な位置情報を入手したはず。
その後、再び電話が掛かってきたので整備士が、墜落位置を知らせる発信機のスイッチの位置を尋ねますが、同氏は『分からない、寒い!』と答え……
整備士が重ねて、墜落位置を知らせる発信機のスイッチの状況を聞きますが、同氏からは『身体が動かない、わからない』と答えて、通信途絶……
4人はいずれも墜落の衝撃で死亡かとされていますが、位置情報が警察に伝わっていたのに、発見出来なかったのが今後の課題になりそう。
事故機には墜落時に自動で発信機が作動する装置も付いていましたが、作動しなかったよう。これは、このクラスの小型機では仕方ないでしょう。
警察は、雪解けの状況を見ながら機体を回収するとしています。










