昨日、日本海入りした空母ロナルド・レーガンと先に警戒監視活動を行っていた空母カール・ビンソン、それに日本の海上自衛隊、航空自衛隊により大規模合同演習が行われました。
上の画像、大きな空母2隻が、空母カール・ビンソンと空母ロナルド・レーガン、その間に挟まれているのが海自の事実上のヘリ空母『ひゅうが』とのこと。
F-15は、米軍のではなく空自のF-15のようです。
訓練では、様々な状況を想定した互いの艦艇の動きなどを確認としていますが、艦同士が近すぎますから、これは明らかに記念撮影用でしょう。
米軍が日本海で攻撃型空母2隻を展開して、さらに自衛隊とも共同訓練するのは極めて異例。
共同訓練は北朝鮮が挑発的行動を取らないよう、日米は一体で取り組む姿勢を示す狙いかともありますが、現代の艦隊決戦は、遥か彼方、視程外で行われるのが普通。
そのため、各艦には対潜水艦担当、対水上、対空と予め役割分担されています。
米・攻撃型空母2隻(ニミッツが加われば3隻)が、北朝鮮攻撃担当、海自は艦隊の対潜水艦担当ってところですかね。
対空・対水上戦闘は、多すぎのイージス艦に丸投げ、艦隊から遠く離れたところでは、米・攻撃型原潜が敵潜水艦の奇襲に備えているってところでしょう。
これだけの大艦隊を差し向けられたら、北朝鮮軍は24時間の陸海空からの監視活動だけでかなり疲弊しそう。