30日、予定通り約6800km彼方のマーシャル諸島から発射されたICBMの模擬弾を、カリフォルニア州に配備された迎撃ミサイルにより撃ち落とす実験が行われ、結果は成功です。
米軍は、ホットランチ、ホットローンチと呼ばれる格納庫内で点火す方式なので発射映像は迫力あります。
実験は約6800km離れたマーシャル諸島から発射されたICBMの模擬弾を迎撃するもの。
米軍は実験は成功としていますが、まだ迎撃時の映像は入っていません。
迎撃は弾頭を完全に消滅させるヒット・ツー・キル体当たり方式、相対速度マッハ40以上になるので、命中すれば完全に蒸発します。
国防総省は『北朝鮮はこの週末を含め、ミサイル発射を続けているし、アメリカ本土を攻撃するという危険な挑発をしている』と発表、実験が北朝鮮に対するものであることを明確にしました。
米軍がICBM迎撃実験を行うのがこれが初。実験成功により、地上配備型、弾道ミサイル迎撃能力も進歩していることも明らかになりました。