容疑者は広島中央警察署の全警察官、警察署で8572万円盗難2017/05/11 | パイプと煙と愚痴と

パイプと煙と愚痴と

単なるオヤジの愚痴です。

これまた前代未聞事件が、広島中央警察署で8日発生です。

 

同警察署内で8日、詐欺事件の証拠品として押収されていた現金8572万円盗まれていたことが判明……

 

現金は詐欺事件の証拠品で、通常は事件を担当した4階にある捜査を担当した生活安全課が保管しますが、多額だったため1階の会計課にある遺失物を入れる大きな金庫で保管されることに。

 

1階の会計課は玄関から一番奥にあり……

 

日中は一般の人は入れず、夜間は施錠していたとのこと。

 

金庫は一般的なダイヤルと鍵を併用するタイプで、鍵は会計課長が机の引き出しに保管した上、鍵を掛けていましたが……

 

引き出しの鍵が壊れていたことから不信に思った会計課長が金庫を開けて確認したことから事件が発覚したとか。

 

警察で鍵の保管場所などを知る内部犯行の疑いがあるとして、署員から事情を聴くなど捜査中とのこと。

 

現金は裁判で刑が確定すれば、詐欺事件の被害者給付金の資金になったものだけに、警察の面目丸つぶれ……

 

それだけに田舎警察の事件にも関わらず警察庁長官が直々に遺憾の意を表明する事態に。

 

ニュースでは、金庫のダイヤルがどうなっていたのかが明らかにされていませんでした。

 

開け閉めが多いダイヤル式の金庫は、一般的に少なくとも業務中は鍵だけで開け閉めしているところが多いと思います。ダイヤルも回してロックしてしまうと、慣れていても解除は面倒だからです。

 

そうすると夜間、会計課を閉めるときにダイヤルを回してロックしたかが問題になりそう。

 

金庫の鍵を入れてあった引き出しの鍵を壊したのも不思議。事務机の鍵くらい開けられる技能を持った警官はいそうだし、どこかに予備も保管しているはずだから事務机の鍵を開けるのはそんなに難しくないでしょう。

 

現金は数百万円単位で小口に分けられ、一部は残っていたとも。そうすると犯行は慌てていたか、暗くて良く見えなかったって感じもしますね。

 

事件内部で起きていてるって、今頃、広島中央警察署では警官の容疑者の洗い出しをしているんでしょうね……

ペタしてね