日本周辺に、ほぼ無尽蔵にあると推定されるメタンハイドレートの愛知県・三重県沖の水深1000mのさらに350mからの試掘に4年ぶりに成功したってニュース。
メタンハイドレートは大気中のメタンガスが海水に溶け込み、深海で水と結びついて出来た天然資源で大気中ではメタンガスを放出し火がつくことから燃える氷とも呼ばれています。
メタンハイドレートは日本のEEZ内だけで、日本の消費量としてはほぼ無尽蔵にあると見られていて、しかも、メタンガスを燃焼させるだけなら安全なエネルギーですが……
深海から安定的にメタンハイドレートを採取するのは技術的に極めて困難で、4年前の試掘では、6日間でトラブルが発生、中止とまりました。
今回は改良を加えて、約1ヶ月の連続採取を目指すとしています。
期待したいところですが、メタンハイドレートからメタンガスになると、その温室効果はCO2の数十倍に及ぶとも。
すでにシベリアの永久凍土中のメタンハイドレートからメタンガスが放出されていますが、現在はなぜか無視されています。
地球史的には過去に海底火山の大規模噴火により、海底のメタンハイドレートからメタンガスが大量に放出。温暖化による大量絶滅があったことはほぼ確実なよう。
試掘レベルでは影響はないでしょうが、今後、世界的にメタンハイドレートの利用が始まり、大規模な採掘が始まったりすると、メタンガスの暴噴なんて事態もないとは言えません。
一度メタンガスとして大気中に放出されてしまえば、数万年単位で海中に溶け込み、深海で凝固、固定されるのを待つしかありません。
ある意味、核物質より危険な物質と言えます。






