三浦九段にコンピューターソフト使用の疑いをかけて出場停止にし、その後の調査で冤罪と判明した件で、日本将棋連盟・谷川会長が事実上の引責辞任です。
三浦九段を処分したことなどについて『もっと早い段階で、いろいろなこと手を打っておけば……』って、反省の弁ですが、先を読むのが商売だったような気もしますが。
谷川会長の表向きの辞任理由は健康上の問題で、正式辞任は後任会長が決まってからになるとか。体調不良ですが、今のところ現役は続行するとも。
三浦九段の来月13日からの復帰も決まりましたが、補償問題について言及はなかったよう。
この三浦九段処分の一番の問題は、日本将棋連盟がメンツに拘って、コンピューター・ソフトとの対戦から逃げ続けて来たために、コンピューター・ソフトの実力を把握出来ておらず、谷川会長以下幹部が正しい判断が出来なかったこと。
将棋ソフトはトップクラス棋士レベルになったとは言え、そのような専門ソフト&ハードはまだヨドバシで買えるような代物でないことを知らないから、水鳥の羽音に驚く平家ってことになったのでしょう。
まあ、技術的には、そのような超強力専用ソフトと携帯をリンクさせるのは大して難しくはありませんが、それを言い出したら、各種ウェラブル端末も進化した今、いくらでもカンニングの方法はあります。
先日もネット上の碁で、プロを凌ぐ『人』が現れたとか話題になりましたが、ネットで碁をやってる人たちは、打ち方が早すぎることから、すぐに碁ソフトと見破り、その後、グーグルも『自白』しました。グーグルによれば、碁ソフトの改良をネットで試していたのだとか。
将棋連盟も、将棋ソフトを受け入れて新しい対戦を模索していれば、幽霊の正体見たり枯れ尾花で大恥をかくこともなかったでしょうに。
今後の日本将棋連盟の改革に期待です。




