1989年から8年間、イラン大統領を努めた保守穏健派の重鎮、ラフサンジャニ元大統領が、8日、テヘランの病院で心臓発作のため死去。享年82歳でした。
ラフサンジャニ大統領はイラン・イラク戦争、所謂、イライラ戦争後のイラン復興に尽力……
保守穏健派の重鎮としてロウハニ大統領の後ろ盾となり、欧米の経済制裁解除を実現させました。
イランでは今年5月に大統領選挙があり、ロウハニ・現大統領は、大きな後ろ盾を失うことに。
一方、ラフサンジャニ元大統領の死去により、欧米敵視、アメリカとの対決姿勢を示す保守強硬派が勢いづく可能性も。
イラン革命で欧米敵視政策により、経済制裁を受け、さらにアメリカの支援を受けた故・フセイン大統領が率いるイラクとの戦いを乗り切ったイラン。
皮肉にもアメリカとの直接対決を避けたことにより生き延び、イラクは崩壊、フセイン大統領は処刑で最期を遂げました。
ようやく、経済制裁解除で復興が始まったばかりのイランの大統領選も先が見えなくなったようです。





