高齢者ドライバーの事故が相次ぐ中、宮城県西米良村では65歳上の高齢運転者が免許を自主返納した場合、タクシー券14万4千円を支給することになり、早速、免許返納者が現れたとか。
これは西米良村・黒木村長が『交通の便のよくない地域ではどうしても車がいる』として『運転免許を手放したあと、最初はタクシーで不自由なく外出できるようにしてショックを和らげ、2年目からはほかの支援策で暮らしを支えていきたい』と、免許返納ショック緩和策で……
65歳以上の高齢者が運転免許を自主返納した場合、村に申告すれば14万4千円のタクシー券を支給するとしたもの。
支給は一回限りですが、月に2回、スーパー、診療所のある村の中心部までの往復にタクシーを利用した場合、約1年分になるとのこと。
また同村では、75歳以上で毎年・タクシー利用券を支給する制度も始めているとのこと。
宮崎県警察本部によると『免許返納などの高齢者に10万円超のタクシー券支給は全国的にも珍しいのでは』とのこと。
我が家でもボケ父から免許取り上げるのに一苦労でしたよ。
何だかんだと言い訳して免許に拘りだしたら、ボケの始まり、免許返納、自動車引退のタイミングでしょう。
生活に不便なところは、ボケないうちにどうするか考えておくべきでしょう。折角、長生きしたのに、人生の最終盤で殺人を犯してしまっては取り返しがつかないわけで、それに比べれば、免許ロス・ショックの克服は難しくないはずです。