昨日2016/11/12、アフガニスタンの首都カブールの北にある米・パグラム空軍基地で、爆発があり、4人死亡、14人負傷とのこと。画像は昨日のもの。
自爆テロと見られ、反政府武装組織タリバンが『基地の米兵を狙ってメンバーの男が自爆した』と犯行を認める声明。
アフガニスタンでは10日にもドイツ領事館を狙ったテロで4人が死亡、負傷者120人に達しました。
タリバン政権崩壊後15年が経過したものの、治安部隊の育成は進まず、タリバンが勢いを取り戻したとも。
パキスタン・南西部バロチスタン でも、昨日2016/11/12、イスラム神秘主義のシャー・ヌーラー二霊廟で自爆テロが発生、少なくとも43人が死亡、100人以上が負傷とも。
治安当局によると、自爆テロと見て捜査中とのこと。
自称・イスラム国系のアマーク通信によると、『IS戦闘員がバロチスタンの宗教施設を狙い自爆攻撃を行った』と伝えたとのこと。
またまた馴染みがないイスラム神秘主義が登場しましたが、これまたイスラム教の一派には違いないよう。
あるメディアによると『イスラム教神秘主義のスーフィーでは存命の聖人を信じ、音楽を使って礼拝を行うことなどから、タリバンのようなイスラム原理主義者からは異端視されることが多い』とか。
バルチスタン州はイラン、アフガニスタンと国境を接し、各宗派が入り乱れての紛争が頻発しているとか。
これでは手のうちようがないでしょう。
首都カブール北方にあるバグラム空軍基地
首都カブール北方にあるバグラム空軍基地
首都カブール北方にあるバグラム空軍基地
首都カブール北方にあるバグラム空軍基地