沖縄北部訓練場の約半分の返還の条件となっている、新たなヘリ発着場建設が、反対派の妨害活動で工事が出来ないことから、自衛隊が重機をヘリボーンで搬入する作戦を計画中であることが明らかに。
すでにチヌークを使った重機の輸送訓練が始まっているよう。
防衛省は『抗議活動の影響を受けずに工事を確実に進める必要がある』としていますが……
抗議活動は激しく、陸路からの重機の搬入は難しいと判断し……
自衛隊の大型ヘリで重機の輸送作戦を立案した模様。
しかし、米軍施設の建設工事に自衛隊機が使用されるのは異例で、法的根拠は何になるのでしょう?
別に米軍が助けてくれと言ってるわけではないので『駆けつけ警護』には当たらないし……
もちろん急迫不正の侵害でもないので『防衛出動』でもありません。
さて、何だろうと思ったら、下野中のミリタリーオタクの石破茂氏が、映画『シン・ゴジラ』で防衛出動しているが、ゴジラは国ではないので防衛出動は出来ないとケチを付けておりました。
石破氏によると、ゴジラに襲われた場合は害獣駆除での出動が適当で、過去には重火器の使用例も実際にあるとか。元防衛大臣の解説だから確かでしょう。
したがって、自衛隊ヘリでの重機輸送は、反対派を『害獣』とみなせば、『害獣駆除』の前の偵察活動の一環とみなせばOKってことですね。反対派も人間だと言われるかもしれませんが、地上軍を出せないので、空からだとゴジラか人間か良くわかりませんって言い訳ができますね。
防衛省がどんな言い訳するかは、まだ不明ですが、今月中に実施を検討するとのこと。