強い台風が通過・上陸した岩手県、北海道の被害拡大、なお復旧中とのこと。
下に画像は昨日午前10時半の岩泉町乙茂の高齢者グループホーム「楽ん楽ん」付近の上空、グループホームの9人が死亡です。
また下流でも2人が死亡、堤防の復旧工事中。
北海道大樹町では行方不明になった自動車は発見されましたが、運転していたと見られる人は依然として不明。北海道では計5人が不明とのこと。
南富良野町では複数の堤防が決壊、引き続き復旧工事中。
しかし、北海道清水町では、この状況。復旧にはかなりの時間が掛かりそう。
もともと、強い勢力の台風の上陸などは、東北・北海道では想定しておらず、関東より東より堤防などの能力が低く設計されていたのが、今回の災害とも。
設計当時は温暖化、異常気象など想定しておらず、責任は問えないでしょう。
しかし、これからは異常気象に伴い、想定外が次第に通常になっていくことは間違いないでしょう。
堤防・防波堤など大規模防災インフラは、そう簡単に短時間で出来るものでもありません。
まずは地域の地理状況の災害の発生リスクを厳しく見直すところから始める必要がありそう。