南シナ海問題をめぐる仲裁裁判所の判断を巡り、親中派のラオス、カンボジアと、反中国派のフィリピン、ベトナムが激しく対立、ASEAN共同声明が見送られましたが、その後、事務方での再交渉の後、再度、外相会議が開催され、今日、なんとか合意にこぎつけ、ASEAN分裂の最悪の事態は避けられました。
最大の争点は国際仲裁裁判所の判断と中国の文言を盛り込むかでしたが……
共同声明では、最近の南シナ海情勢に深刻な懸念を表明する一方、国際仲裁裁判所の判断には一切言及していません。
しかし、『法にのっとったプロセスと外交を尊重する』と、中国の名指しを避け、国際仲裁裁判所の文言を盛り込まないことで、各国が妥協した形に。
ASEANでは今日、改めて共同声明を採択するとしています。
なんとか、ASEAN分裂の事態は避けられたものの、親中派と反中国派の亀裂は決定的になったとも言えそう。
ASEANが今後も国際的に政治力を行使し続けられるかは微妙。





