トランプ氏が共和党から大統領候補指名を受け、大会締めくくりの指名受諾演説を行いました。
演説は75分に及び、ここ40年で最長の受諾演説とか。
しかし、内容は単純明確、わかりやすいものに。
冒頭から『われわれの政策はアメリカ第一だ!』と宣言ですが、これ自体は、アメリカ一国平和主義、モンロー主義の復活がトランプ候補の一番の眼目で、あとはオマケと言ってもいいくらい。
政策的には、難民、麻薬流入阻止を目的に、メキシコ国境との間に『万里の長城』を建設……
やっと合意したTPPは、アメリカに不利だとして反対……
それに日本を含む米軍の駐留国に対して財税支援を求めるというもの。
しかし、トランプ氏は日本やNATO諸国の駐留経費以上に重要視しているのは『中国によるひどい知的財産の侵害と為替操作を止めさせる』……
『中国は最低の為替操作国だ』として、中国がアメリカの一番の敵であることを強調して見せました。
あとはクリントン氏に対する非難ばかりと言ったところですかね。
最後の『神のご加護を』は半ば決まり文句ですが、トランプ氏がアメリカ大陸を侵略・征服した、所謂、正当な侵略者WASP(白人、アングロサクソン、プロテスタント)に向けられた言葉ともいえますね。
かつてはアメリカの主流派だったWASPも、現在はメキシコ系の所謂、ヒスパニックの人口が急速に増加、いずれヒスパニックがアメリカの主流派、国語もスペイン語に代わるとの予測も。
その意味では、侵略原住民であるWASPの最後の反撃の切り札がトランプ大統領候補なのかも。
マスゴミは、今日はポケモンGOに夢中で、その次が都知事選、米大統領選挙は軽く扱われていますが、トランプ候補の長演説は、貧しくなったアメリカの元中間層のWASP達には、かなり響いたような感じも。
一時は大きく引き離していたクリントン氏ですが、最近の調査ではトランプ候補が急追しているよう。
アメリカの孤立主義は、過去に幾度もあり、最近では欧州とアジアを放ったらかしにしたら、欧州ではナチスが、アジアでは大日本帝国が勢力を急拡大、最後は原爆に『神のご加護を』をお願いする始末になったのは歴史の通り。
仮にトランプ大統領が誕生して、アメリカは内向きになる場合は、日本はアメリカに中国を実力部隊で殲滅させるように仕向けないといけません。第二次大戦でアメリカを引っ張りこんだイギリスのチャーチルに倣うってところですかね。
それには、日本の政治・外交・情報収集、それに軍事力をさらに強化する必要があるでしょう。







