イギリスの国民投票、大方の予想を裏切ってEU残留派が敗北、残留派の旗頭、キャメロン首相は辞任表明です。
キャメロン首相は『今後3ヶ月は首相の職にとどまり、来週のEU首脳会議で結果をみずから説明』するとしています。
EU離脱には全加盟国に離脱を通知する必要があり、その後、EUとの膨大な数の協定を再締結する必要があります。キャメロン首相の発言は離脱手続きまでは、民意に従って行うが、以後は新政権に任せるという意味のよう。
今回の離脱決定、先のG7サミットで、やたらに経済危機説を振りまく安倍総理に、欧州首脳からは異論が出ていたと伝えられていましたが、安倍総理の悪い予想は大当たりに。
参院選では自公に有利になりそうですが、日本の千社以上と言われる企業がイギリスに進出している中、今回の決定は日本経済に深刻な影響を与えることは確実ですが、異次元の想定外なので、どれくらい深刻か予想も出来ない状況。
まあ、欧州統合、汎ヨーロッパ主義は古代ローマから定期的に試みられてきたもの。近現代では、ナポレオンやヒトラーによる天下布武の失敗が有名。
戦争好きのヨーロッパ諸国も、さすがに改心して欧州共同体EC、さらに現在の欧州連合EU結成で、ようやく、ほぼ欧州統合成功かと思われたものの、早くも瓦解の危機に。
それにしても、EU離脱の立役者の一人、ジョンソン前ロンドン市長がキャメロン首相の盟友ってのは、アーサー王伝説を思い出しますね。ジョンソン氏は、役回りとしてランスロットなのか、モードレッドなのか、微妙な所。
キャメロン首相は『この国を導く新しいリーダーが必要だ』と述べ、敗戦の演説を締めくくりました。
次期首相が誰になっても、アーサー王に帰還して貰わないと、収拾が付きそうにありません。
ヒトラーは、国民が私を選んだのだから国民が苦難に耐えるのは当然だと言ったとか。
確かに一理あります。





