今日はマスゴミがアホ男ネタのつまらないニュースを延々と流して困りますが、こちらは因縁話ニュースとして結構面白いですね。
下の画像、右側の人物が日本を強制開国させたペリー提督であるのは、オヤジ世代なら知ってると思いますが、左側の人物はもう忘れられているのでは?
下の画像の人物はウィリアム・ペリー元国防長官で、ペリー提督は5代前の伯父とのこと。
同氏は戦後、占領軍の米軍兵士として日本に来日、一旦は軍から離れるも、ケネディ元大統領時代のキューバ危機で米ソのミサイル技術差の検討委員会に参加、その後、カーター元大統領時代に国防次官に就任、クリントン政権時代に国防長官を努めました。
言わば、アメリカと旧ソ連の核戦力の裏表を知る歴史の生き証人のような人。
国防長官を退任にしてからは、一転、キッシンジャー元国務長官らと核廃絶を目指す論文を発表。
この論文がオバマ大統領が提唱する『核兵器なき世界』の基盤になったとか。
しかし、ペリー元国防長官も『すばらしい決断だ。世界に核兵器の危険性と二度と使われてはならないということを呼びかけるまたとない機会で、そのための具体的な行動を提起することを望む』として、核軍縮進展に期待を示す一方、『原爆の犠牲がなければ本土決戦で何百万の命が失われていただろう』として謝罪拒否は立場上致し方ないでしょう。
ちなみに、ご先祖様のペリー提督は、日本について後年、日本遠征記を著し、日本人の手先の器用さによる各種製品に驚き、開国し西洋文明を習得すれば、やがてアメリカの脅威になるだろうと予言したことは有名。
鎖国時代の日本を驚愕させたペリー提督の艦隊ですが、真珠湾で日本軍に米太平洋艦隊が壊滅的打撃を被ったのは彼の死後、80数年後のことでした。
その意味では、核兵器使用の一番最初の原因を作ったのがペリー提督であり、その子孫が核軍縮に奔走するとは、毎度の歴史の皮肉ってところです。





