親交のあった編集者に依頼され晩年に書いたものとされ、屏風に仕立てられ漱石の書としては最も大きいものとか。
これまで個人所有で公開されてなかったものですが、漱石ゆかりの二松學舍大学が買い取ったもの。
禅宗から言葉から選んで草書体で書かれ、専門家の評価も高いとのこと。
夏目漱石というと今では小説家としてのイメージばかりになっていますが、漢籍・禅宗に深い造詣があり、英語はイギリス留学で学び、墨書、水墨画に西洋絵画も出来ると、極めてハイレベルで多才な人物でもありました。
その一方、当時、世界最高の文化を誇ったイギリス留学を果たしたものの、うつ状態で帰国するなど、西洋文明に拒否感が感じられるところも。
そこら辺が、明治の大文豪の魅力の一つかもしれませんね。12日まで二松學舍大学で公開予定とのこと。