わざわざグアムから飛行させたのは、もちろん北朝鮮の自称・水爆実験の挑発に、挑発で対抗したもの。
親子2代でBー52を操縦したパイロットも珍しくないといわれ、初飛行から半世紀以上経っていますが、改良が重ねられ、今でも現役バリバリの戦略爆撃機です。
今回の飛行は完全にデモンストレーションなので、米軍のF-16と韓国空軍のF-15Kが護衛して編隊飛行していますが、これは現代の実戦ではあり得ない光景。
ミサイルの発達により、空対空の交戦距離が飛躍的に伸びたため直衛機の意味が、ベトナム戦争で既になくなりました。
しかし、B-52には度重なる改修で強力な電子妨害装置ECMを装備、本業の高高度侵入であれば、北朝鮮あたりの対空ミサイルには十分に対抗出来そう。
もっとも、本当に米軍が北朝鮮を叩くつもりなら、ステルス機でレーダー基地、対空ミサイル陣地を破壊してからで、B-52も北朝鮮の目標の遥か手前から巡航ミサイルや誘導爆弾を投下することになるので、絨毯爆撃の勇姿を見せることはないでしょう。
米軍は2040年までBー52を延命させるつもりとも。どうやら、第二次朝鮮戦争が始まってもB-52最後の出撃になることはないようです。