世界中テロだらけで、27日、ナイジェリア北部カノ郊外で発生した自爆テロを見逃していました。
イスラム教シーア派の行事で男が自爆テロを行い、21人が死亡。共犯者とみられる男は拘束され『イスラム過激派組織ボコ・ハラムに拉致され、テロ実行を命じられた』と話しているとか。
自称・イスラム国に忠誠を誓いナイジェリア北部で暴れまわったボコ・ハラム、今年前半の掃討戦で弱体化したはずが、ここにきて、また活動を活発化。
カメルーンでは、10代の少女4人を自爆テロをさせた疑いなど、テロを激化させています。
テロ活動をしながら、人身売買や石油密売など資金稼ぎを行うビジネスモデルは、かつて大東亜戦争でも、帝国軍部が、各種資源のある場所の占領していけば、戦争の負担は減るという『戦争を持って戦争を養う』戦略が実行されましたが、結果は歴史の通り。
しかし、昨今の自称・イスラム国を含むテロリストたちは、正規軍でないので、金のあるときだけテロを行うパートタイム型、しかも軍隊のような厳格な組織がない超分散型組織。
これでは、簡単に掃討も出来ないはずです。