しかし、そのフォルクスワーゲンの基礎を作ったのがポルシェ博士で、ヒトラーのお気に入りの人物であったことは、今では余り知られていないよう。
下の画像は、ヒトラーが注文したフォルクスワーゲン、後のビートルの原型をヒトラーが直々にチェックしているところだとか。
ポルシェ博士自身は、ナチスとは何の関係もなく、単にヒトラーに気に入られただけなのですが、お陰で戦後は度々戦犯の疑いを掛けられひどい目にあったよう。
その後、現在のフォルクスワーゲン社を中心とした巨大企業グループに成長、御家再興させたのはポルシェ博士の息子たちの手腕によるものとか。
そういう意味では、グループのなかで、儲かっているとは思えませんが、ポルシェ博士の名前を冠したポルシェ社のミュラー社長が、フォルクスワーゲン社の新会長に起用されたのは、抜擢というより天下り人事と言えるでしょう。
大戦中、画期的だが役立たずの戦車の開発をしていたポルシェ博士のDNAは、ポルシェのスポーツカーブランドとして受け継がれました。
ミュラー新会長にも、画期的なモノづくりのDNAは受け継がれているはず。
役立たずな部分が出なければ、フォルクスワーゲンの立て直しもきっと可能でしょう。