ETC2.0を利用すると、例えば交通事故回避で一旦、高速から一般道へおりて、事故箇所を抜けて、また高速に乗っても、高速道路をそのまま走行と見なして同料金にしたり、首都高の渋滞を回避して環状線に迂回した場合の料金割引も可能になるとか。
さらに国交省では、自動車の膨大な走行データから、頻繁に渋滞発生・急ブレーキ多発の場所を把握するためにも利用できるとしていますが……
毎度のこと、うまい話ばかりではなく、全国約1600箇所に通信ポイントを設け、速度・経路などを収集・解析し情報提供も可能とのこと……
ETCのカードには個人情報そのものなので、新たな監視手段が出来たとも言えます。
国交省は、勤務先が特定されないようにエンジンを切ったり、掛けたりした地点から500mの情報は提供しないとしていますが、速度情報が警察に渡されたら、警察が大儲けすることは確実。
マイナンバー制度も始まりますから、プライバシーなんて言葉はもはや死語なのかも。
まあ、マジメな小市民には、いくら監視システムが発達しても、実際問題、なんの問題もありませんが、あなたの情報の一部か全部を『誰かが知っている』ことは覚えておいた方が良いかも。
思ったより明るい感じで、オーウェルの描いた『1984』より、遥かに高度な監視社会が既に始まっています。
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