これは今月、自称・イスラム国と関連するテロリストによる自爆テロが起きたり、自称・イスラム国の攻撃でトルコ兵士1人が死亡したためで、トルコ首相府は『ISがトルコの治安を脅かしている』と発表しました。
24日に初めてシリア側の自称・イスラム国の拠点に空爆したのに続いて、2回めは空爆に、地上からの砲撃も行った模様。
さらに、トルコ国内のクルド人独立派のクルド労働者党の拠点にも空爆です。
これは自爆テロで、主にクルド人が犠牲になり、トルコ政府の対応への不満が高まったことと、クルド人独立派の動きを牽制するための対応と見られます。
また、トルコはアメリカ軍に今まで拒否してきた基地の提供を認めたことも明らかに。
トルコはNATO軍で2位の兵員ですが、1位は米軍ですから、事実上、兵員ベースでヨーロッパ・中東で最大の軍事大国。
とは言え、国内にはイラクで活躍中のクルド人部隊と同じ民族のクルド人が多数おり、クルド人勢力を牽制しながら、シリア領内の自称・イスラム国を地上戦で掃討するのは難しいかも。
当面は、空爆と砲撃で自称・イスラム国を追い払うつもりのようですが、さらにトルコ国内でテロが多発するようだと、地上軍の侵攻の可能性もあるんでしょうね。
しかし、その場合、シリア、イラク、クルド人勢力との微妙なバランスを考慮しないと、さらに話はややこしくなりそう。結構、同地域の今後を考えると重要なニュースです。