EU首脳たちも疲労の色が隠せません。
結局、ドイツ・メルケル首相が『信頼という最も大切なものが、揺らいだ中で合意できた』として、ドイツの譲歩により合意にこぎ着けましたが、明らかに不満が残ったよう。
これで、ギリシャは構造改革などを条件に約11兆円の資金を引き出しに成功したように見えますが……
支援の条件に財政緊縮の法案を15日までに成立、さらに国有企業の売却により基金作りを求められるなど、かなり厳しい条件付き。
それでもギリシャ・チプラス首相は、『債務再編と中長期的な融資を勝ち取れた』としていますが、目標は借金踏み倒しだったのでは?
またギリシャ支援、EU残留のためドイツを説得したフランス・オランド大統領も、譲歩したドイツ・メルケル首相も、ギリシャの今後が厳しいことになることを予想しています。
それでもって、ギリシャの普通のオッサンは、あの国民投票で緊縮策に反対したのに何も反映されていないと、文句タラタラ。
ギリシャ議会が振り出しに戻った財政緊縮策をすんなり可決させたとしても、ドイツ議会が今回の決定を認めるのは、早くても今週末になるとのことで、ギリシャとドイツの議会が揉め出すと、20日のギリシャ国債の大量償還がまたまた危機的状態になるかも。