渦中の小保方氏は既に昨年、理研を退職していましたが、理化学研究所は、小保方氏を懲戒解雇相当とした上で、刑事告訴を検討していましたが……
理化学研究所及び、外部有識者らの『運営・改革モニタリング委員会』も刑事告訴を見送る見通しとなりました。これでSTAP騒動は、約1年2ヶ月を経て、不正の実行犯不明のまま幕を閉じることに。
理研が刑事告訴を見送ったのは、当初、STAP細胞とされた別のES細胞が、誰でも持ち出せる状態で、誤操作での混入も否定できないので、新たな証拠がないためとしています。
しかし、誤操作にしろ、誰かが小保方氏の研究室で、保管されていたES細胞を混入したのは事実なので、刑事告訴で警察に捜査して貰う価値はあるはず。
被疑者不詳でも刑事告訴は可能なので、理研が刑事告訴を取り下げたのは、やはり延焼防止かと勘ぐられても致し方ありません。
実際、刑事告訴を見送る一方、小保方氏が使った研究費については返還請求を引き続き検討するとしています。
民事であれば、厳密な犯人探しは必要でなく、結果責任だけを問えば良いと安易に考えていよう。
もっとも、これまた民事の法廷で、小保方氏が爆弾発言をする可能性もあるので、そのうち、ウヤムヤになりそうですが。
世界的な科学者の名誉を傷つけ、死者まで出した割には、なんとも腰砕けな幕引き。