防衛省は今後5年以内に『AAV7』、52両を導入予定する計画とのこと。52両だから、おおすみ級輸送艦3隻と訓練用ってことですかね。
水陸両用車は操縦や水上での取り扱いも難しいとされ、過去には沈没事故も起きています。
アホ左翼あたりが、水陸両用車にケチを付けていますが、もともと、おおすみ級輸送艦配備の頃から検討されていたもの。
AAV7では砂浜からしか上陸できないとの指摘もありますが、その場合は従来通りLCACに載せて運ぶってことですね。だったら、通常の装甲車をLCACで運べば良いと、ミリタリー音痴が言いそうですが、軍隊は自己完結の組織なので、あらゆる状況に対処しなければいけません。
LCACで通常型の装甲車を運んだ方が良い場合はそうするでしょうし、水陸両用車を利用した方が良い場合は水陸両用車を選択するでしょう。どちらが良いってものじゃありません。
もっとも、AAV7を急遽導入したのには、陸自の装甲兵員輸送車の配備が進まないお家事情もあるんじゃないですかね。
今や前線まで、兵員を兵員装甲車で運ぶのは先進国なら当然。装甲車と言っても実際には小銃レベルの防弾能力しかありませんが、兵士の無用の損耗を避けることが出来ます。
また、AAV7は通常の装甲兵員輸送車としても使用可能で、実際に湾岸戦争・イラク戦争では、海のない地域でも活躍しています。
陸自としては、ドサクサに紛れて兵員装甲車の整備を、壊滅的リストラを迫られた機甲師団の代わりに行った側面もあるのかも。
海自では、おおすみ級輸送艦をAAV7運用可能にするための改装も始まっているよう。
今後は、海自を含めた連携チェックの演習が行われるのでしょう。それが済んだら、今度は空自をエアカバー、対地攻撃で参加させての訓練を行い、ようやく強襲揚陸の能力を自衛隊が有することになります。
まだまだ、先は長いです……