不良債権比率は去年末時点で1.25%(前年比+0.25%)と5年ぶりの高水準。上昇幅としては過去10年で最も高くなりました。
原因は、やはり中国経済減速の中、製造業など融資先の企業の経営の厳しさが増したためと見られるとのこと。
しかし、日本もバブル崩壊後の不良債権について、銀行はあの手この手で隠し続け、結局、日本経済の長期低迷が始まったのは良く知られています。
中国の金融関係者も『不良債権の実際の比率はこの数倍に上るのでは』と観測している向きもあるとか。
仮に中国の不良債権が実際には2倍だとすれば、バブル崩壊後の日本の銀行が抱えた不良債権額の約30兆円超とほぼ同額になり、中国政府は今後、難しい舵取りを迫られることになりそう。
円安効果で、製造業の日本回帰も始まっているとか。その意味では中国経済の先行き不透明感はさらに高まりそう。