シリアの化学兵器廃棄の活動をしている化学兵器禁止機関OPCW、ウズムジュ事務局長は、確かな証拠はないとしながらも自称・イスラム国が化学兵器入手を模索しているとする報告があるとして、『「イスラム国」が化学物質の開発や入手に成功すれば、明らかに危険だ』としました。
貧者の核とも言われる『化学兵器』、材料さえあれば、単純なものなら、製造は至って簡単。
オウム事件で有名になったサリンも、大学レベルの設備で製造可能とも。
もっとも、作るのは簡単でも、実戦で使用するには、高度な技術と訓練が必要で、仮にシリアから秘密裏に盗み出したとしても、戦場での使用は難しいかも。しかし、第三国の一般市街地でテロ用に使用された場合は、非常に危険。
これまた陸続きでたどり着ける、欧州、ロシアにとっては新たな脅威になるかも。
その一方、自称・イスラム国は新たに人質にしている英・ジャーナリストのジョン・キャントリー氏の自称・イスラム国内のレポート映像を公開。自称・イスラム国宣伝のため、強制的にリポートさせられたと見られるよう。
同氏は映像は最後に『シリーズ最終回』と話しているとのこと。自称・イスラム国に人質にされている外国人は計7人とされています。
有志連合とイラク軍・クルド人部隊のエアランド・バトルが近く始まるとの報道があるなか、自称・イスラム国がシリア・アレッポ北東部の支配地域から戦闘員が撤退を始めたとの報道も。
戦闘員たちが、東部の前線に移動したのは、戦術的なものとされますが、完全撤退の準備もしている模様で、『決戦』が近くなったとも言えますが、人質はさらに危険な状況に追い込まれることも確かです。