BS朝日の説明によると、番組収録の中で、5人が1本だけヘリウムガスが入ったボンベを同時に吸い、誰の声が変わるかのゲームをしていたところ、先週水曜日、12歳の女の子が突然倒れ、一時意識不明の状態になったとしています。
使用されたヘリウムガスは、ヘリウムガスの特性を利用して声が変わる遊びに使われるパーティ用のもので、窒息防止用に酸素が入っていたとのこと。
ヘリウム自体に毒性はありませんが、ヘリウムだけを吸い続けて、窒息した事故は過去にも少なくないとか。
入院先の病院では、脳の血管い空気が入り血流を妨げる脳空気塞栓と診断されましたが……
専門家によっては、『空気のヘリウムを吸って、それが脳の血管に移行するというのは考えづらいかなと思う』と述べる人もあれば、『脳空気塞栓を疑っても良いと思う』と言う人もあり、専門家でも意見が分かれているよう。
ヘリウムは常温では軽く非常に安定した気体で、風船から飛行船まで使われるのは良く知られています。
また、密度が低く、生体的に不活性な性質を利用して、深々度潜水、飽和潜水用の呼吸用の空気として、窒素の代わりにも使われます。
飽和潜水での高圧化で使用されているヘリウムで、脳空気塞栓なんか起こすのなら、そもそも使い物にならないわけで、脳空気塞栓説はやはり無理がありそう。
その他にも、成長過程の児童が使用すると、肺胞が破れ、そこから侵入するとの新説も。
専門家たちも頭を痛める、謎のヘリウム遊びの副作用です……