上町断層は大坂の中心部の真下にのびる、南北40キロ以上ある活断層。
京大・林教授によると、『上町断層の地震は日本でも、稀有なぐらい深刻な直下型地震が起こるところ』として、上町断層で巨大地震が発生すれば『神戸と同等か、それ以上の被害になることが懸念される』としています。
国の耐震構造の基準を満たした鉄筋造り25階建、高さ100mの一般的なオフィスビルの設計データでシミュレーションしたところ、国の基準の3.2倍の強さで倒壊する恐れがあるとのこと。
この数値は、上町断層の調査の結果、ごくまれに発生するとされる長周期の大きな揺れに相当します。
シミュレーションによると、大きな揺れのあと僅か13秒で、低階層の柱や梁が、次々と破断……
倒壊します……
当然のことながら、高さ100mのビルが倒壊した場所も、非常に深刻な被害を受けることになります。
林教授によると『超高層建物が倒壊して、1棟でも倒壊すれば、周りの建物を巻き込み、非常に大きな被害につながるので、今まで経験していないことが起こる可能性があると考えて、対策をすることが重要だ』と述べています。
すでに大林組などで、耐震構造を強化し、揺れを抑えるダンパーを設置したビルを建設しているところもありますが、取り組みは大坂など一部にとどまるとのこと。
ちなみに、現在、国内には高さ60m以上の超高層ビルは全国に2500棟以上あるとか。
だから、オリンピックなんてやってるヒマはないんですけどね!