西日本太平洋側はフィリピン海プレートに押されて、一様に同方向に移動していますが、山陰地方だけ、年間約5ミリ東に移動している部分があります。
陸側のプレートが一つではなく、複数に分かれているとする仮説をたてれば説明がつき……
実際に、この地域では、長さ20kmを超える活断層は、ほとんど確認されていない一方、昭和18年にはM7.2の鳥取地震が発生、死者1083人を出していることが知られています。
下の画像は鳥取市鹿野町に南北に直線に走っていた水路が、昭和18年の鳥取地震M7.2のあと、東側に1m余り湾曲し、現在もそのまま状態で残っているものとのこと。
GPSデータを解析した西村准教授によると、『M7クラスの地震を起こすようなひずみが蓄積中であることがGPSデータから推定される』としています。
しかし、日本列島の成り立ちからして、どこに活断層があってもおかしくないし、日本中を深々度ボーリングしまくるのも実際問題、不可能。
また、活断層を特定したとしても、いつ地震が発生するかを予測するのは、現代の科学ではこれまた不可能。
結局のところ、大地震が発生しても耐えられるように準備しておくのが、唯一の対策です。阪神・淡路大震災から、もうじき20年、もう一度、各家庭で地震対策を再チェックする良い機会でしょう。