インドネシア捜索救助庁は『さまざまな推測から、(機体は)海底に沈んだと見られる』と発表です。
行方不明になったと見られるブリトゥン島周辺には、インドネシア当局やマレーシアなど周辺国も捜索活動を続けていますが、手がかりは全くありません。
事故当時、モンスーンにより気流が極めて悪く、積乱雲が乱立していたようで、同機も『雲を避けるため、左に進路を変え、高度を上げたい』と、最後にインドネシア運輸当局に連絡してきたとのこと。
しかし、最後の連絡から5分後に交信が途絶え、6分後に機影がレーダーから消えたとしています。
エアアジアは、LCCですが大きな事故をこれまで起こしたことはなく、先月の機体の定期検査でも異常なし。エアアジアはA320を多数保有しているので整備ミスも考えにくく、機長も2万時間超のベテラン。
今のところ、積乱雲が大きな事故原因の鍵を握っているとしか言えない状況。
しかし、積乱雲に航空機が突っ込んだら、どうなるかって事例も少ないよう。オヤジの記憶では、撃墜王で知られる坂井三郎氏の著書に、弾丸切れで米軍機に追いかけられ、仕方ないので積乱雲に突っ込んだってのがありました。
ちなみに、ゼロ戦も積乱雲に突入禁止でした。さすがの坂井三郎氏も積乱雲内では全く操縦不能になり、気づいたら、一気に数千m上空に吹き上げられていたとか。
大型機が乱気流で大きく姿勢を崩したときの訓練は行われているようですが、上昇気流と下降気流が激しい積乱雲では、シミュレーションのしようがないでしょう。
数日以内に残骸でも見つかれば、いずれフライトレコーダーが見つかるチャンスがあると思いますが、そうでないと、またまた難しいことになりそうです。