背景には、日本にある約110と言われる火山のうち、24時間監視体制になっているのは47火山ですが、観測機器が不十分なところが多いとも。
藤井会長の開き直り発言は、地震・津波予知に投入される予算に比べて、火山噴火予知のための人員・予算が少なすぎることへの不満を表したと見る向きもあるよう。
確かに、日本の地質学史的には地震より火山噴火の方が被害は遥かに大きく、7300年前には火山噴火により、縄文時代だった当時の九州が全滅したことも、ほぼ確かなよう。
そこまで行かなくても、1888年の磐梯山の噴火は、今回の御嶽山と同じ水蒸気噴火ですが、山体崩壊に及んだ凄まじさで、死者447人とも。
関東で身近なところでは、昨年、箱根のごく局所的に震度5の揺れが観測されたことも。明らかな火山性の地震で、一時は山体膨張も確認されました。
3.11のM9超巨大地震が、日本の地下を揺さぶったので、今後100年単位で見れば、日本の全ての火山のどこが噴火してもおかしくない状況とも。
まあ、地震予知と同じで研究費をいくら増額しても予知に成功できる保証はないですが、少なくともオリンピックみたいなスポーツ馬鹿の祭典に巨費を投じるくらいなら、火山観測に予算を回した方がよほどマシなのは確かでしょう。