機体には多数の穴が開いていることから、外部から衝撃で空中破壊と結論づけました。
暫定的調査結果では『強い衝撃をもたらす多数の物体が機体を貫き、空中で破壊』されたとしています。
またボイスレコーダー、フライトレコーダーの解析も行われましたが、親ロシア派による改ざんの跡はなかったとのこと。
操縦室の会話は、墜落したと見られる時刻に突然終了したことも明らかに。
戦闘機に搭載される小型の空対空ミサイルでは、777型クラスの大型旅客機を空中分解させるのが不可能なことは、大韓航空撃墜事件 で明らかです。
一撃で空中分解となると、やはり爆薬の搭載量の多い、中距離以上の地対空ミサイルと考えるのが自然。
一般的な地対空ミサイルは、全て近接信管により衝突する前に爆発しますから、衝撃波と威力を強めるために放出する金属弾で、一撃で空中分解となったはずです。
機体に残った『弾痕』を調べると、どの型のミサイルかはすぐにわかりますが、現地が戦闘中のため調査されていません。
通常は、最終報告書が提出されるはずですが、いまだ現場を詳しく調査することは出来ず、時間が経ちすぎているため、暫定調査結果が最終報告書となる航空事故史上、異例な結末となるでしょう。
実際には、撃墜空域は、NATOとロシアの電子偵察機や、各種情報収集機、さらに衛星が監視している場所ですから、どこから発射されて、ひょっとしたら誰が命令したかまで既にわかっているかも知れません。