昭和天皇は、確かな歴史に残る天皇としては、最長の在位期間だっただけに、『昭和天皇実録』も全61巻1万2千頁の大著となりました。
『昭和天皇実録』は、客観的資料などを元に、日々の動静や政治・社会情勢を日誌のような形で記録してあるとのこと。
宮内庁は『昭和天皇実録』の編纂に実に24年5ヶ月、費用は人件費を除いても2億3千万円を投入したとか。
『天皇実録』は神武天皇から大正天皇までの全ての代で作られており、『天皇紀』と呼ばれることも。
しかし、昭和天皇は戦前は、大元帥として陸海軍を統べる絶対君主として君臨、戦後は人間天皇、象徴天皇として新たな皇室を模索することになった、まさに激動の時代の天皇。
それだけに、『昭和天皇実録』で新たな資料が公開されるかが注目されます。
『昭和天皇実録』は公開を前提に編纂され、内容は来月中頃公開、さらに今年度末から5年を掛けて、順次出版されるとのこと。
編纂作業は当初、平成17年に終わる予定でしたが、新たな資料の発見により、2度に渡り延長されたのだとか。
それだけに、昭和史を見直すような資料が出てくるのかが注目されます。