宗派間の対立を招き、自称・イスラム国の台頭を招いたとして、内外からの批判・圧力に屈する形での退陣となりました。
次期首相にはすでにマスーム大統領が指名している同じくシーア派のアバティ氏が就任する見込み。
これで、シーア派、スンニ派、クルド人の挙国一致内閣が出来る下地が出来上がったことに。
マリキ首相辞任の背景には、隣国イランの最高指導者ハメネイ師がアバティ氏の支持を表明したのが大きかったとも。
マリキ首相の辞任に、アメリカも歓迎を表明。
しかし、挙国一致内閣が出来たからと言って、自称・イスラム国をすぐに掃討できる状況にはなく、イラク政府は今後も難しい舵取りを迫られることに変わりはないでしょう。