親露派掃討戦を行っているウクライナ軍が、親露派から思わぬ反撃を受け、23人が死亡、93人が重軽傷を負ったとのこと。
親露派は、どうやらロシアから提供を受けたグラード多連装ロケット・ランチャーの攻撃を受けたよう。
実は現在ある多連装ロケット弾の元祖は、旧ソ連が対ナチ戦で使用した『カチューシャ』が元祖で、ドイツからは『スターリンのオルガン』として恐れられたもの。
その後、『カチューシャ』は進化を続け、現在はBM-21グラートが『最新版』のよう。アメリカが開発し西側諸国で多数使われているMLRSより破壊力では劣るものの、発射準備は簡易で再装填も容易を言われています。
かつて、ナチス・ドイツを苦しめたスターリンオルガンの末裔が、これまたかつての同盟国に向けられるとは、毎度の歴史の皮肉。
この『秘密兵器』の反撃で、ウクライナはさらに態度を硬化、ポロシェンコ大統領は『テロリストは1人残らず責任を取らせる。奴らの最後の一人まで当然のデザートを食らわせる』とテロリスト殲滅宣言。
ロシアもウクライナも長年の同盟関係で軍事演習をしてきただけに、お互いの手の内は知り尽くしています。多分、ウクライナは同じ手は二度と喰らわないでしょう。