外務省・斎木事務次官は、中国・程永華駐日大使を呼びつけ『偶発的な事故につながりかねない。極めて危険な行為、誠に遺憾』と抗議。
これに対し、程永華駐日大使は『自衛隊機が中国の防空識別圏に進入、ロシアとの合同軍事演習を偵察・妨害』したと反発。
かなり激しいやり取りになったようで、正式抗議後も、斎木事務次官は『程永華大使の日本に対する批判はまったく受け入れられない』と発言。
程永華駐日大使も同様に『中国側としても、日本の危険な近接偵察活動に対し、大変不満に思い、抗議を申し入れたところ』と、なお場外バトルが続く、異例な事態に。
今回、防衛省が怒りまくったのは、やはり中国機の行動にあったのが原因のよう。
各種メディアの話を総合すると、中国戦闘機は、自衛隊の情報収集機の真後ろから接近、最終的に30mまで近づいたのだとか。
真後ろから接近すると言うのは、間違いなくアタックポジションを取ったと言うことで、警告のためのスクランブルとは違います。
ちなみに航空自衛隊のスクランブルは、通常は600m離れて並行に飛行しながら無線で警告、応じない場合は距離を詰めますが、それでも150m程度の距離は取るのだとか。
軍用機とは言え、非武装の航空機に、しかも公海上での急接近は、確かに異常な行動。
今回の中国機の行動が、パイロットか司令官の判断なのか、中国上層部の指示なのかについては、今頃、自衛隊が情報分析に追われているところなんでしょう。
これまた、日中間で、かなりこじれそうな問題です。