プラユット陸軍司令官が、暫定首相指名や暫定政権発足は当面ないとして、自らが首相代行に就任することを宣言です。
タイのクーデターは、政治対立が激しくなったときに発動される自衛権みたいなもので、これまでも各種説があるようですが、10回以上の軍によるクーデターで政治対立を解消、その後、民政に移管していました。
しかし、今回はタクシン・インラック政権派と、これに反対する反タクシン派の確執解消に至らず、軍政を継続せざる得なくなったとも。
すでに、タクシン派、反タクシン派の約150人を拘束して、事態の沈静化を行っているようですが……
軍政が長引くことに、いつもはクーデター歓迎に市民も、戒厳令にも関わらずデモが発生しているとか。
これに対し、軍は国民に冷静な対応をと民主的な呼びかけを行っているとか。
軍も事態掌握に手間取り、国王のお出ましを願っているようですが、国王は健康的に動ける状態ではないとも。
クーデターってのは、そもそも最高権力者を暗殺して政権を奪取するのが語源だと思いますが、タイの場合は誰も死んでいないのは仏教国だからでしょうか。
オマケに実質的な最高権力者が誰であるのかも、はっきりしないのは戦前の日本と同じですね。
これはまだまだ混乱しそうなタイの政治情勢です。