第二次大戦後、旧ソ連に併合されたエストニアは、1991年独立時の国境線回復を目指して、ロシアと交渉していましたが、完全敗北です……
エストニアに全くメリットのない交渉結果ですが、2004年に加盟したEU、NATOから、早期に国境線確定を促されていたことが、今回の領土放棄となったよう。
エストニア・バエト外相は『ロシアとの関係正常化は重要、国境確定で両国は将来の紛争を回避できる』としています。
国境線が戦争の度に変わってきたヨーロッパならではの損得勘定なんでしょうね。
これで、ロシアの残る国境線問題は、北方領土を巡る日本との間だけになりました。
こちらは、日露ともに、取り敢えず差し迫った問題がないだけに、引き続き、難航するのは必至でしょう。