2億5千年前の大量絶滅が、これまで考えられていたより、遥かに早い速度であったことがMITの研究チームにより明らかになったと言うニュース。
2億5千年前ペルム紀の大量絶滅では、生物の96%が死滅、恐竜や哺乳類が誕生するきっかけになったと言われています。
ペルム紀の大量絶滅は、小惑星衝突ではなく、大規模な火山活動により強烈な温暖化が進行したこと説が有力です。
研究チームはすでに2011年に大量絶滅が起きた期間を20万年未満としていましたが、最新の科学技術で火山灰層から採取されたサンプルに含まれたウランと鉛の詳細な調査結果から、最短で1万2千年の間に起きたかも知れないこと示唆しているとのこと。
中国・南京地質古生物学研究所の研究者との共同で明らかにしたところによると、大量絶滅の1万年前に海洋中の軽炭素C12が短時間で大きく変動しており、これは大気中にCO2が大量に放出されたことを反映しているとのこと。
このため海洋温度は10℃以上上昇し、海洋生物の大半が死滅した可能性も。
MITバージス氏によると、『動植物の大半が生き残りを目指して状況に適応するための十分な時間が取れないうりに、生物圏を不安定にするほど早いペースで』進行したと述べています。
研究チームは、現在、噴火の時系列を対比する分析をしているとか。
現在の地球も地球温暖化が言われる前から、種の大量絶滅が進行中です。この100年での絶滅種、絶滅危惧種の数えてみればすぐにわかります。
地球の生物圏は、環境変化に脆いが、大量絶滅の度に新しい世代の生物が生まれてきたのかも知れませんね。
数万後の高度な知性を持った生命体は、現代を大量絶滅の時代と位置づけることは確かで、原因不明とするかもしれません。数万年後に高度な知性を持った生命体が人類の子孫である可能性は限りなく小さいですから。