米・戦略核ミサイル担当の米戦略空軍の士官2人が違法薬物所持の疑いで取調べ中とのこと。
違法薬物所持の疑いで空軍特別捜査室の取り調べを受けているのは、モンタナ州マルムストローム空軍基地の将校2人とのこと。
ヘーゲル米国防長官が、隣接するワイオミング州にあるICBM基地に異例の訪問、現場を激励したと言うから、かなりな問題だったよう。
他にも、地上型ICBM担当のキャリー空軍少将がロシアで『飲み過ぎ』て免職に…… 自分の部隊の士気の低さで悩んでいたとか。
日本では余り知られていませんが、米・地上型ICBM担当の将兵は、先の大戦の日本の特攻隊員と変わらない存在。
核戦争が発生した場合、地上型ICBM基地は第一目標ですが、ICBM基地にいる将兵は、大統領からの『発射命令』があるまで待機していなければなりません。
ICBM発射の有無に関わらず、敵のICBMによる攻撃を受けた場合は、地上はもちろん、地下サイロにいても『蒸発』することは確実。
米戦略空軍のマニュアルでは、靖国行きとは書けないので、ICBM基地の将兵は核攻撃後は『行動能力を失う』と記述されているとか。
それだけに、冷戦中は空軍でも優秀で忠実な将兵が集められていましたが、冷戦終了後は地上型ICBMの価値は下がるばかり。現場の士気も相当落ちているよう。
それは旧ソ連を引き継いだ、ロシアも同じでしょう。偶発的核戦争からヒューマンエラー核戦争の危険性が高まっているのかも知れません。