米海洋大気局NOAAは、北極圏の平均値を下回る積雪、海氷の溶解、トナカイやカリブーの減少は新たな『日常』だとする報告書を12日に発表です。
同報告書によると2013年は2012年ほど極端ではなかったが、温暖化が進行していることに変わりはないとしています。
海氷の後退は、過去6年に比べて『涼しかった』が米・アラスカ州フェアバンクスでは27℃を超える日が36日あったとのこと。
NOAA・ケネディ氏によると『2013年の北極圏では、最近の記録的な暑さは小休止したが、それによって過去30年間にわたる長期的な温暖化傾向が相殺されるわけではない』と述べています。
実際、9月の海氷量は1979年以来6番目の少なさで7年間減少、海面温度も1982~2006年を上回り、ツンドラ地域で植物が成長する期間は10年間につき9日ずつ延びているとか。
温暖化というと、一直線に上昇すると思っている人がいますが、実際には温暖化の初期では気候変動が上下幅が大きくなるのは、既に想定済み。
毎年上昇するようになったら、もう最後ってことです。しかし、現在の気候変動幅が縮小する傾向が全くないのも事実。
悲観的見通しが変わらないのも確かです。