記事によると、文芸小説を読む人は、大衆小説もしくはノンフィクションを読む人より他人の感情を読み取ることに優れているとする研究結果が発表されたとか。
調査は、最近文学賞を受賞した文芸小説もしくは短編からの抜粋を読ませたグループと、アマゾンでベストセラーとなった大衆小説またはノンフィクションを読ませたグループを比較したのだとか。
その度、5項目からなる提示された顔写真や被写体の感情を読み取ることなどのテストを受けさせたところ、文芸小説の抜粋を読んだグループが最も良いスコアを獲得したとのこと。
このことからニュースクール大学・カスタノ心理学部教授らは、『現実世界と同様に文芸小説にも複雑な内面を持ったキャラクターがあふれている。彼らの内面はそう簡単に見ることは出来ず、その真意の追求が続く』と述べたそうです。
実験の設定に無理がありすぎじゃないですかね。大体、文芸小説と大衆小説の明確な定義なんて、そもそもないし、抜粋を読ませただけってのも無理ありすぎ。
文芸小説か大衆小説かの区別は一義的には作家が決めるもので、読者や評論家が後から何を言おうと、作家の決定を覆すことはできません。
さらに抜粋では、要約や抜き出した人間の趣味で、いくらでも作品の性格を変えることも可能。
まあ、ニュースにするほどのこともない研究だと思いますけどね。