オバマ大統領が固執する医療保険改革とは、ほとんどの先進国では当たり前の国民皆保険制度のこと。
米国民にも利益になるのに、なぜ野党が強硬に反対するのか日本人には不思議に思えるかも知れません。
前に仕事絡みで、その理由を探ってみたら、これが面白いんです。
アメリカの金持ちは、最高の医療を受けたいので医療保険は邪魔だと言い、貧乏人は病気にならないから、医療保険のような余計な出費は必要ないと、どちらも妙に自信満々。
と言うことで、アメリカではなかなか国民皆保険制度が成立しないんですね。
予算審議は月末のあと1日しかないので、時間切れはほぼ間違いないでしょう。
アメリカでは予算の裏付けがない政府機関の仕事はただちに閉鎖される掟があります。
前回、1995年から96年の26日間、暫定予算切れのときは、スミソニアン博物館が閉鎖されたり、パスポート発行が遅れたりしたとのこと。閉鎖となった政府機関の職員はただちに自宅待機処分となります。
今回は、暫定予算が成立しても、その後に米政府の借金上限引き上げが待っています。
これが認められないと、政府は借金の借り換えができなくなり、債務不履行の危機も。
さて、どこまで議会は対立を続けるでしょうか。安倍総理の消費税増税決断も迫っている状況、日本の政治にも影響が出る可能性も。