スピーチ草案によると、『我が国は困難な状態から生き残るため、再び備えなければならない』とし……
『敵は技術を悪用した破壊的な力だ』と第3次世界大戦を想定した内容だとか。
時の首相は、有名なサッチャー女史。
同時期のアメリカ大統領はレーガン大統領。レーガン大統領は旧ソ連を悪の帝国と呼び、所謂、スターウォーズ計画を推進。
結果的に、アメリカの急激なハイテク軍拡に、旧ソ連は付いて行けず、ソ連崩壊の引き金になりました。
この時期、旧ソ連も本気で核戦争を考えていて、全面核戦争でも3千万人程度の死亡者で済みそうだと、案外、軽く考えいたことが、すでに明らかになっています。
もっとも、旧ソ連も開戦時は、ワルシャワ機構軍に配備された大量の戦車で、一気に西側を押し潰す、ヒトラー戦法を考えていたよう。
当時はまだ対戦車ヘリが十分でない西側は、ソ連の怒涛の戦車軍団を押しとどめるには不十分で、戦車用に中性子爆弾で対抗しようと考えていたとも。
結局、睨み合いをしているうちにソ連が崩壊してしまったので、東西の大作戦は幸いにも幻になりました。
核戦争の危機に晒されていたのは、ほんの30年前のことなんですけどね。
ちなみに、エリザベス女王は、この草案を見ていなかったとか……
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